『不惑前からの資産運用』からのご連絡

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2013年12月12日

『26ステップで完成する階段グラフ』


 今までは受取配当金を手抜きして折れ線グラフで表していました。しかし、配当は毎日比例して増えていく(グラフが斜めになる)ようなものではないため、今回は公定歩合などでよく見る階段グラフを作ってみました。


043.jpg

 これできちんと表記できて個人的にはスッキリです。
 以下は私のデータを利用して作っていきます。範囲やデータなどは各自調整ください。


001.jpg

1.サンプルのような表と要素を用意します。(昨年配当の水準線がいらない人は、E列は必要ありません)

 A列:日付

 B列:銘柄名

 C列:受取配当

 D列:受取配当総額

 E列:前年受取配当

 F列:経過日数

 G列:配当増減


 尚、配当は増加するだけですのでG列は必要ありませんが、公定歩合の様に上げ下げするグラフを作るときに便利なので、自分自身の備忘のため書いております。



2.D列は、D2セルは「=0」、D3セルには「=C3-C2」を入力しています。それより下のD列はD3セルをコピーしています。


3.F列は次の配当まで経過した日数とします。F2セルに"=IF(A3>A2,A3-A2,0)"と入力しています。

 ("=A3-A2"でも結構です。その場合、最後のセル(F45)が"-4****"と数字が表示されますが、手入力で"0"を入力すれば大丈夫です。)

002.jpg


4.G列には増加した配当額を入力します。今回配当は積み上がるだけですので、G3セルに"=C3"と入力します。(階段グラフの上げ下げがある場合、"=D3-D2"で良いと思います。)

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5.F2:G2の2セルを選択してコピー。表の最後まで(F2:G45)を範囲指定して

004.jpg

 貼り付け

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 これで準備完了しました。


6.A1:A45まで範囲指定。ここでCtrlボタンを押して、D1:E45も範囲指定。

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7.挿入→グラフ(折れ線)で手抜きグラフは完成。

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 今回はここから本番です。


8.配当総額の折れ線グラフ(青のグラフ)を右クリックして選択→系列グラフの種類の変更→散布図(マーカーのみ)を選択

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 折角のグラフが、こんなふうになってしまいました。


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9.次にマーカーの要素をどれでもいいのでクリックして選択し、グラフツール→レイアウト→分析→誤差範囲→その他の誤差範囲オプションを選択

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10.誤差範囲の書式設定(縦軸誤差範囲)のメニューが現れますので、表示の「方向:負方向」、「終点のスタイル:キャップなし」を選択、「誤差範囲:「ユーザー設定」を選択し、「値の指定(V)」というボタンを押します。

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11.新しく「ユーザー設定の誤差範囲」というメニューが出てきますので、「負の誤差の値(N)」のボックスをクリアして、「G2:G45」を範囲指定をして、「ユーザー設定の誤差範囲」閉じます。

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12.ここで線の色とスタイルも決めておきます。

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13.今度は左上隅で「系列"配当総額" X誤差範囲」が選べますのでそれを選択します。そしてグラフツール→レイアウト→分析→誤差範囲→その他の誤差範囲オプションを選択します。

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14.今度は横軸誤差範囲のメニューが現れますので、今度は表示の「方向:正方向」、「終点のスタイル:キャップなし」を選択、「誤差範囲:「ユーザー設定」を選択し、「値の指定(V)」というボタンを押します。(先ほどの「縦軸」では「負方向」でしたが、今度は「正方向」です)

021.jpg


15.新しく「ユーザー設定の誤差範囲」というメニューが出てきますので、「正の誤差の値(N)」のボックスをクリアして、「F2:F45」を範囲指定をして、「ユーザー設定の誤差範囲」閉じます。

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16.ここで13.で決めた線の色とスタイルと合わせます。

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 これでグラフの体裁が整ってきましたので、見やすいように整理していきます。
グラフの上下に日付、左右に金額が出ておりますので調整していきます。

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17.上の日付右クリックしてメニューを出して「消去」を選択。これで期間が下の1月1日〜12月31日に揃いました。

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18.縦軸の金額は、左右の数字を見て大きいほうに揃えましょう。今回は左軸を右クリックしてメニューを出して、「軸の書式設定」をクリックします。

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19.「軸のオプション」が表示されていると思いますので、最大値を固定にして、今回は「400000」と入力します。

031.jpg


20.これで縦軸も揃いました。不要になった右軸を右クリックしてメニューをだして「削除」します。

032.jpg

033.jpg


21.グラフのマーカーが見にくいので消していきます。マーカーを消したいグラフの上で右クリックしてメニューを出して、データ系列の書式設定をクリックします。

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22.マーカーのオプションを選び、「なし」を選択して閉じます。

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23.もう一つのグラフでも同じ作業をします。

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035.jpg


 現時点で受取配当は分散図のマーカーにしたため、「凡例」BOXで受取配当の前にそれを示すマーカーも線もありません。

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24.必要であれば「挿入」→「図形」→「線」で適当な線を引き、線を右クリック。

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25.メニューが出るので、「図形の書式設定」をクリック。線の色と太さを設定します。

039.jpg

038.5.jpg


26.グラフの右端を2回クリックして、右端の要素だけを選択して、右クリックでメニューを出して、データラベルの追加をします。

041.jpg


 これで完成しました。

043.jpg


 お疲れ様でした。
 最後までお読みくださりありがとうございました。独学なので各種パラメーターの使い方など、誤っているかもしれません。ご容赦ください。その際は教えていただけると私が非常に喜びます。




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